解離性障害の特集号を読む
今日は『こころのりんしょう』という雑誌の、解離性障害の特集の号を読んでいました。
定価は、1800円とかなのですが、中古で3000円を越えるお値段でした。
定価での販売はございませんでしたので、Amazonさんで古本で買いました。
定価でも1800円って、高すぎではないかと思うのですが、専門医による論文が掲載されている雑誌ですので、医療関係者が読まれるものなのかもしれません。
まだ、出だししか読んでおりませんが、解離性障害の特集とはいえ、やはり解離性同一性障害(多重人格)の内容が多いように感じられています。
私は、自身の自伝的記憶のなさと現実感のなさ等の離人症について、調べたいのですがなかなか調べるのも難しいです。
私には解離人格というものは、恐らくはありません。
"恐らく"というのは、自身の現在までの思い出がほとんどないため、もし途中で人格が交代していてもわかりませんので、"恐らく"です。
しかし、本やインターネットで調べる限り、自伝的記憶(エピソード記憶)が、継続して過去から現在までなくなる、という症例が見つけられていませんでした。
※名前や年齢や過去のことは、"意味記憶"としてなのか、新聞の見出し程度に覚えています。
過去のトラウマに関するテーマの事柄を忘れる(※健忘)、全生活史を忘れる、嫌なことがあったときからの記憶を忘れる、など多々あるのですが、
『思い出というものがわからない』、ということは、もしかしたら解離性障害の健忘ではないのかもしれません
(解離性障害の本を買った意味が、、、笑)
抑うつ傾向のある人に、『超概括的記憶』という記憶の仕方をすることがある
ということを先程エピソード記憶を調べていて出てきました。
あまり、情報は見つけられていませんが、
過去の記憶を大雑把に記憶するという脳の防衛システムのようです。
『おばあちゃんはいい人だった』
と記憶していても、なんでいい人と思ったのか、おばあちゃんと何をして過ごしたのか
などが出てこない
というような、細部のことを記憶しないというような脳のあり方が超概括的記憶、というようです
※インターネットで調べただけなのと、素人が読んでそうなのかなと思ってかいただけなので、正しい説明では恐らくないです
嫌なことを思い出すのを避けるために、最初から思い出さない、大雑把にしておく
という、生存に必要な機能のようです。
ただ、解離との違いはわからないのですが。
これに関しては、また調べていこうと思っています。
いずれにしても、
現実感のなさ
自分の目から世界を映画を見ているような感覚
役割を機械的に演じているロボットみたいな自分
感情の薄さ
自分の体が自分のではない感覚
世界との間に梱包材がある感覚
人が生きているという感覚のなさ
というのは、離人症性障害なのだろうと思います。
※転居前の医者は解離性障害と言っていたのですが転居後はまだ2回しかいっていないので、うまく伝えられていません
ただ、本日過去の日記を掘り起こしたところ、かなり以前『記憶がない、頭が悪い、思い出がない』と悩んではいたようです。
今、I記念病院というところへ通院をしています。
通院をして、、、といっても、前の通院からひと月半経ちました。
以前の病院ではひと月に一回の診察でしたが、こちらではとりあえずは二週間に一回の通院の予定でした。
しかし、治療をすべきかどうかがわからなくなり通院を勝手にやめてしまいました。
ひと月半行かないだけで、寂しいです。
薬が心もとないことも、悲しいですが、通院しても、私の人生の思い出はなにひとつかえってこないしこれからも残らないという、そんな絶望感がどこかあります。